社長とは呼ばないで(裏M.A.P.)

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《1985年12月15日のノート》

 
二日続けて夢を見た。ヘリコプターが頭上に落ちてくる夢、それからもう一つは……、忘れた。
酒を飲んで、そして眠くなったら眠る。文字通り眠る。ただそれだけ。何もない。ちっとも不思議なことじゃない。僕にもし欲求不満があるとすれば、忙しくて本が読めないということ。それだけ、それ以外にはない。

一昨日から稽古が始まった。そうか、すると夢を見るのは芝居の稽古の所為なのかもしれない。演じるとはスカトロジー、排便は快感、だが出したくもない糞を無理矢理出さねばならぬとしたら、悪夢に悩まされるのも当然か。
 
芝居を始めたあの頃から、僕はどう変わったのか、どう変わってしまったのか。肉体的で生理的で性的なことに、いつからこれほど嫌悪を覚えるようになったのか。僕は再び変わるのか、変わることを、僕は望んでいるのか。

頭蓋骨の内側に何かの残りカスがへばりついていて、それがどうしても取れない。取りたくて取りたくて仕方がないのだが、しかしもしそれを剥ぎ落としてしまったら僕は何者でもなくなってしまいそうな不安。何者かになるためには、まず何者でもなくなることがその条件だというのに……。

もっと本が読みたい、なのに何かを表現することを強制させられている、つまり入力と出力のバランスが狂っている、そういうことだ。そういうことなのだ、きっと。
ああ、今思い出した。
二つめの夢、……英語をしゃべろうとしている夢。ある人がガンに侵されてしまったということを、なんとか英語でみんなに知らせようとしている夢。

あのセンチメンタルな風よ吹け、音楽よ高鳴れ、涙よやってこい。灰を燃やす、何としても。灰ではなかったということを証明するために。

そして、わずかな読書の時間とささやかな平和な眠りを。
(1985/12/15)
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