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社長とは呼ばないで(裏M.A.P.)

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認知してもらうために。

 
まずは「商品」を作る。作ったらその次、いかに認知してもらうか。
歩くしかない。そして、会って聞いてもらうしかない。

しかし、今の時代、インターネットというやつを、どうやら無視することはできないらしい。
いい小説を書いたからといって売れるわけじゃない。文藝家協会で聞いた話。
「今は売り方なんだよね、ネットでどう宣伝するか」

インターネットで告知する方法を考える、こいつは歩く必要がない。じっと一日中デスクに座ってPCと格闘していればできること。知識とセンスがあれば、誰かと会話する必要もない。歩くより、はるかに楽な仕事だ。

そんなことないですよ、それなりに大変です・・・
そうかなあ。間違いなく、歩いて人に会うより、ずっと楽だろう。ほんとに人と会うことのできる人って、どのくらいいるんだろうか。

インターネットには世界中の歩きたくない怠惰で半端な連中が集まってくる。そして困ったことに、彼らの中には、ほんとうに有能な連中がゴロゴロいるのだ。そんな連中と勝負して、インターネットの世界で、どうやったら商売になるだけの人を集めることができるのか。

ホームページなるものを作ってみた。ブログなるものも、商売のために始めてみた。しかし、さあ俺はここにいる、殺せるものなら殺してみろと叫んでみるのだが、誰も振り向かない。敵の後姿さえ見たことがない。

人気のホームページにするためには、人間のやることなのだから、やっぱり人間的な魅力がなくっちゃねときたもんだ。こういうことやっちゃいけないだとか、人気のブログに共通する要素はどうだとか、雑誌がそんな特集組んだりなんかして、どうやらインターネットの中で好かれる人間になるためには、定型のパターンに従うことが必要だということらしくて、なんともつまらない話だ。

違うのである。雑誌なんか信じては、成功はおぼつかないのだ。

舞台に立てば、観客をひきつける術は知っている。いい脚本があればの話だが。しかし、インターネットという舞台はどうも勝手が違う。雑誌の特集なんかじゃ、お客様の気持ちを考えるという単純なこと、みんな同じだと、もっともらしいこと書いてあるんだが、やっぱり違う。マルクスは言った。量が増大していくと、ある時をもって質も変化するものだと。ほら、こんなところでそんなものを持ち出すから、誰も読まないブログになる。

検索エンジンに認知させる方法、まるで宇宙語だ。
でも、ゲームとしては結構おもしろい。このあたりが、どうもやっかいなのだ。

アマゾンに、サイトの特徴を勝手にあちらで判断して、関連する商品を自動的選んでくれるというアフリエイトのシステムがある。きっとこれも検索エンジンみたいなのが絡んでいるのだろう。おもしろいから、ちょいとサイドバーに貼り付けてみよう。はたして検索ロボットは、当サイトをどのように認識しているのか…
わけのわからないことばだらけ。この文章を親父に見せたら、完全にボケたかと沈没するに違いない。

すると、サイドバーに、あっという間に「バカ社長論」なる商品が貼りついた。それだけじゃない。なんだかかわいらしい卑猥なビデオも貼りついた。そんな記事一切書いたおぼえないんだが、もしかすると完全に見透かされているのか。恐るべしだ。今後の動向に注意して、あまりに僕の隠された性癖が暴露されるようなら、このお遊びはとっとと中止する。
なんだか小林よし●りっぽい口調になってきた。こういうことを書きこむと、ゴー●●ズムなんたらとかいう本の宣伝が貼りついてしまう。ならば●で伏字にしよう。検索エンジンにひっかからないための対策である。
あぎゃー、格調の低いブ●グになってきた?違う!●ログじゃない。これは断固ブロ●じゃない。

つまりさ、やっぱり違うのである。しかし、どうしていいのかわからないのだ。

インターネットはダメだがテレビならいいのか。そんなわけはあるまい。テレビまではダメで、舞台なら大丈夫なのか、それも違う。いや、話がズレた。善悪の話をしていたわけではない。ただ、何かが違うのだ。

しかし、紙飛行機を飛ばす高校生を振り向かせることと、巨大なシステムの向こうにいる顔の見えない大勢の人々に気づいてもらうことと、いったい何がどう違うのだろうか。

教訓。「政治家と社長は、弱った神経を見せてはいけない」
いや御心配なく。今日のわたくしの言葉は、すべて嘘なのですから。

はたして、どんな宣伝が、サイドバーに出現するのだろう。
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